雨が続きます。
庭仕事は基本的に屋外作業ですから、
ここまで雨が続くとスケジュールのやりくりが大変悩ましいところです…(>_< ;)。
さて今回は、生垣をフェンスにリフォームさせて頂いた事例をご紹介させて頂きます。
このように、外周に木目調のアルミフェンスを設置させて頂きました。
YKKapさんのルシアスF04型。
木目調のフェンスはちょっとお高いイメージがありますが、
このルシアスF04型は、表側だけが木目調なのでリーズナブルでオススメです。
(裏面(家側)は枠と同色の黒のアルミ。
木目の色は4色、枠は黒とシルバーの2色から選べます。)
もともとこのお宅は、レイランディーとシマトネリコが
ワサワサと道路にせり出すように生えていました。
お客様自らお手入れをされておられたようですが、
年々大きく成長して手に負えなくなり、1Fのお部屋が暗くなってきてしまったため、
この際ですからスッキリとリフレッシュしたい、とのご希望。
当初はすべて伐採の予定だったのですが、お話を進めていくうちに
せっかく生きているのですから、すべて伐ってしまうのは忍びない…
という気持ちが芽生えてこられたようです。
そこで、どっしりと根付いているものを景色のポイントにして、
何本か残すことになりました。
(お客様のご配慮で、伐採前に御神酒を注がせて頂きました。)
残すものは、フェンスの仕上がりの高さを想定し、
フェンスに当たる横枝のみを切り落としていきます。
剪定と伐採が終わりましたら、まずはフェンスの基礎になるブロックを1段積み増し。
既存のブロック塀とは、しっかり鉄筋で固定します。
そしてフェンスの支柱を立て込んでいきます。
フェンスの延長に合わせて、どこに支柱を立込めばバランス良いか、
位置を計算して検討するのも楽しいんですよ(*^-^*)v
途中何度も雨が降ってきてバタバタしましたが、なんとかセメント仕事も無事完了。
翌日、フェンスを取り付けていきました。
アルミフェンスの切り詰め。
これがなかなかの難作業。
神経を研ぎ澄まして慎重に行います。
集中力を切らすとケガしますから💦
あとは組み立てていけば完了です。
両側を切り詰めて、対照的なバランスにしてみました。
適度に樹木も残っていますので、夏場は西日を遮り、
木漏れ日が注ぎ、さわやかな風も通るようになることでしょう。
フェンスとフェンスのあいだの開口部分には、ソヨゴと南天が生えています。
全部フェンスでつなげてしまわずに、植栽でワンクッション置くのも良いものですね。
レイランディーやシマトネリコは、今後少しずつ美しい形に仕立てていければと
思います。
生活スタイルに合わせた緑の量って大切なことかもしれません。
お客様の生活スタイルやご要望に応じた
お庭・外構の快適なカタチをご提案させて頂きますので、
リフォーム・リフレッシュをお考えの方、お気軽にご相談くださいね。
(ご相談、お見積はいつでも無料です。)
Refresh Your Garden ~あなたのお庭に、癒しと彩りを~
庭花 niwahana landscapes kyoto
代表: 吉野 ひろき
<2020/7/13 “生垣からフェンスへ、リフレッシュ♪”>