(京都市左京区・庭花 niwahana landscapes kyoto事務所裏庭/2020~現在進行中 )
”庭花”が表現する、雑木と宿根草の庭。
京都ではまだまだ少ないと感じる「雑木の庭」、「宿根草の庭」を広めていくために、
自宅の一角をつかって色々試し、模索しながら実験的に育くんでいるお庭です。
自邸なので、頻繁に手を加えていますので、どんどん変化・進化していますが…(笑)
リビング前のヒノキ板の縁側を降りると、不揃いなインド斑岩のstone pavement。
和洋どちらにも合う素敵な色合いの石です。
また、北側へと続く山石(チャート)の石だたみ(stone path)。
こちらはセメントを使っておりませんので、
自然のままの草目地がよりナチュラルな景色を形作っています。
そのほか、板石を古材風にオリジナル加工したものを古材石臼と組み合わせた通路、
解体した舗装土材をコッツウォール風に積み上げた石壁、
エイジング塗装を施したラフな板塀とアンティークな小物類など、
随所でいろいろな見せ場をほどこしております。
メルヘンチックでありながら、どことなく和モダンな要素が見え隠れするところが庭花スタイル。
高木は、アズキナシ、シラキ、アオダモ、ウリカエデ、ジューンベリーなど。
低木には、シャシャンボ、アセビ、アオハダ、カクミノスノキなど。
森の中では、どれも亜高木層~中低木層を担う樹種ですので、
実際にこのような構成の森はないのですが、そのぶん
亜高木層ならではの、柔軟で優しい枝ぶりを重ねてくれています。
そのほか、カシワバアジサイ、ライラック、スノーボール、アメリカテマリシモツケ、ヒメウツギなどの灌木や、クレマチス、カロライナジャスミン、ビナンカズラなどのつる性植物、
足もとには、クリスマスローズ、ホスタ、イカリソウ、キチジョウソウ、スミレ、
カラミア、エラグロスティス、カレックス、ベロニカ、フィソステギア、エビネ、
ペンステモン、モナルダ、トキワシノブ、セキショウ、リナリア、クロッカスなど
色も形も大きさも様々な宿根草や球根類をあしらっております。
木々の足もとでは、草花があたかも自然に生えてきたかのように見せる点を特に意識しつつ、私たち日本人の心象風景になじむものを追求・探求し続けております。
春は、芽吹きの素晴らしさ、美しさを感じさせてくれ、
夏は、木漏れ日のもとで、けなげに咲く花に心打たれます。
秋は、赤や黄色に色づく木々の葉が、自然の深みをおしえてくれ、
冬は、土のあいだにわずかに見える新芽から、やさしくも強い生命力を感じます。
四季を通じていろんな表情を見れる、雑木と宿根草の庭。
東西南北…お庭がどちら向きなのか、
それぞれの方角に合った植栽を適切に組み合わせ、
土の中までしっかり手をほどこせば、
どんな方角のお庭でも、雑木と宿根草の庭は可能だと思っております。
あなたのお庭にも、是非いかがでしょうか?(*^-^*)
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