ゆったり広々、木立に囲まれた心地よいお庭づくり(1)

気がつけばもう10月後半。

今年もあっという間に終わりそうな勢いです💦

4月から三回に分けて施工させて頂いていた滋賀県大津市F様邸のお庭が、ようやく完成しました。

石積みを景色のワンポイントに。その島を中心に、花木があふれるように育つ、雑木と花の庭。

ひと夏を越え、草花は生き生きと成長してくれています。

大きな樹々も、植栽後すぐに来た暑い夏を乗り切り、なんとか活着してくれた様子。

ここに至るまでは、なかなかの長丁場でした。

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では、さら地がお庭になるまで、順を追ってダイジェストでご紹介しますね。

最初はこんな感じ…。今年の3月のことです。

でも、幸いにも、お客様のご親戚(設備屋さん)が重機で整えてくださっていたので、お庭のプランニングはイメージしやすかったです。

手前の低いところは駐車場にしたいということで…。

4月。まずはブロック塀をつくり、仮の駐車スペースを確保しました。

そして植栽適期までちょっと待ってからの6月。本題のお庭づくりの開始。

景色のポイントの石積みから入りました。

いわゆる「城積み」と呼ばれる積み方。弧を描くようなライン出しがとても難しかったです。

まさにお城みたいですね。これだけでも、なんだかワクワクしてきました。

お庭への導入部、エントランスづくり。

コンクリートレンガとコンクリート枕木をランダムに組み合わせた園路にしました。

もともとこのお庭にあった石を再利用して飛び石を据えました。左に見える石の塊は天然の排水口。1mほど穴を掘り、そこに石を積み上げて造った水の抜け道です。これだけ広いお庭ですから、表面排水をどこかにとっておくことが重要です。

植栽の準備。

水脈造作をしているところです。

塀際は土が詰まりがちになるので、横溝を掘り枝葉を敷きつめて水脈とします。

広いお庭ですので、なかなか全ぼうが見えてきませんね💦

今回はここまで。続きはまた今度ご紹介しますね。

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