ゆったり広々、木立に囲まれた心地よいお庭づくり(2)

前回の続きです。

土壌改良をしっかりしたら、植栽に入ります。

手では持てないほどの重さの木々を、続々と植え付けていきます。

どしゃぶりの雨の中、三重県の鈴鹿からも高木が到着です。

コナラ、アオダモ、ヤマボウシなど、4~6mクラスの大木が次々と空を飛びます、飛びます(笑)

あっという間に森が出来上がってきました!

6月といえども、暑い日は30℃を越えますので、植付はスピードが勝負。

根を乾かしてしまうと、木は一気に衰弱してしまいます💦

早くも木陰が心地よいな~(*^-^*)

レンガや石を使って、お庭の細かいラインを形作っていきます。

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6月はいったんここまで。

芝張りなどの作業を秋に残し、ひたすら水やりに明け暮れ、夏が終わるのを待ちました。

これ、8月上旬の様子。下草がちょっとずつナチュラルに繁茂してきましたよ(^_^)

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そして季節は秋。

芝張りなどの仕上げの作業に入らせて頂きました。

夏の間固くなった表層を重機で攪拌。

草の根なども除去し、土壌改良をしっかりと。

そして芝張りです。

芝は水はけが大事ですから、中央を膨らませ水たまりができにくい地形にします。

足もとに緑が入ると、一気にお庭らしくなってきますね!

芝生広場から和空間へと流れる通路のとちゅうに、アクセントとして石だたみを。

この石だたみ、表面排水を逃がすためのものでもあるんです。

ここは真ん中の芝生広場から急にせまくなるところ。

大雨時に流れて水みちになるといけないので、この石だたみの手前に横溝と縦穴を掘り、天然の排水口を設けたのでした。

↑こんな感じです。

また、お庭の片隅には、アンティークレンガと敷石でベンチを制作。

このように、細かいところの景色を修める手仕事を重ね、お庭全体の空間バランスを調整し・・・。

とうとう完成です!

レンガと枕木のエントランスを抜けると…

木立に囲まれるように芝生が広がります。

素敵なスペース✨

お客さまはお友達をたくさん呼んで、BBQをしたいと笑顔でおっしゃっていました(*^-^*)

石積みが見えるのはちょうど和室前。ここは飛び石と川砂利で足元を修め、和モダンテイストを感じらせる空間として演出しました。石積みとエキナセアの異コラボがまた、とっても素敵な風景になっていますね。

どこから見ても絵になるお庭。

このような素敵なお庭を造らせて頂き、素晴らしい機会をくださったF様には本当に感謝です!!

ありがとうございました m(_ _)m

<2021/10/24 ゆったり広々、木立に囲まれた心地よいお庭づくり(2)>