<京都市北区 / 復活幼稚園 2025-2026>
2025年秋と2026年春の二期に分けて作庭させていただいた園庭リノベーション。
もともとあった人工芝が張られたひょうたん山を中心に、その周りに土を盛り、森とお花畑をつくりました。遊び場に起伏をつけ丸太や石でステップを設けることで、園児さんの瞬発力や体幹、筋力をつけることをねらいます。
この自然豊かなあそびばは、園児さんが五感を使いながら四季の変化を感じて頂けるようにデザインしています。高木はコナラやクヌギ、ウワミズザクラ、イロハモミジ、ホオノキなどの日本の野山に普通に生えているものを中心に、里山のようなどこか懐かしい身近な風景を骨格としています。また、多様な実や葉っぱ、花の植物を取り入れ、あそびを発見できるよう考えています。
園児さんの目線以下の草花には、フジバカマ、ノコンギク、ムラサキシキブ、コマユミ、ムギナデシコ、カンスゲといった日本の山野草木に、季節の変化が大きく彩り豊かで華やかな色使いの宿根草やグラス類(イネ科の草)を各所に織り交ぜ、風が吹くと揺れる林縁の草原のような雰囲気をイメージしています。
花の豊富な春夏だけでなく、秋の黄葉(草紅葉)や冬の枯れ姿に至るまで、四季折々の風景の変化を体感してくださればと思っています。
また、各所にアンティークレンガを使ったベンチやおあそび台をつくり、背後にある京都復活教会(ウィリアムズ・メレル・ヴォーリズ設計)とも合いまった異国情緒ある景色となっています。
この園を卒園したお子さまが、いつかふとこの園庭であそんだことを思い出し、自然の美しさや素晴らしさを全身で感じ、将来の美しい自然を守り育てる原動力になっていただけたら幸いです。
