ナチュラル・パーキング・ガーデン

(京都市左京区・K様邸 / 2021)

リビングの南側にある駐車場の周囲のリフォーム案件。

ブロックで囲まれた花壇と砂利敷の背景が、ちょっともったいないスペースになっていました。

花壇を囲むブロック塀の一部を撤去し、砂利敷のスペースと空間をひとつの庭として繋げることに。

造成盛り土されたここの地盤は、よく締め固められていましたのでとても固く、土中環境の改善に力を入れました。

お隣の敷地と近接した空間でしたので、新たに植えた木々は少々小ぶりなものに。(高いものでも3.5mほど)

地形に起伏をつけることで、景色に立体感と動きを出しました。もちろん土中の水や空気の動きも活発に!

もともとあったヤマボウシを中央に、2本のアオダモやジューンベリーがその背後で西日から守ってくれるよう配植。

また、ブロック上にウッドフェンスを設置。手作りのウッドフェンスは、お庭の背景として美しいだけでなく、木々の足元を強い日差しから守ってもらえるというメリットもあります。アルミフェンスより夏場の温度上昇が少ないことも利点かもしれません。

リビングから駐車場を眺めるのが憂鬱だったというK様。

これでもう、そんなことはありません!!

これからは、思う存分眺めてくださいね~(*^-^*)

#雑木の庭 #駐車場庭 #こもれびの庭 #アンティークレンガ #ウッドフェンス

#癒しの庭 #アオダモ #ヤマボウシ

ゆったり広々、木立に囲まれた心地よいお庭づくり(2)

前回の続きです。

土壌改良をしっかりしたら、植栽に入ります。

手では持てないほどの重さの木々を、続々と植え付けていきます。

どしゃぶりの雨の中、三重県の鈴鹿からも高木が到着です。

コナラ、アオダモ、ヤマボウシなど、4~6mクラスの大木が次々と空を飛びます、飛びます(笑)

あっという間に森が出来上がってきました!

6月といえども、暑い日は30℃を越えますので、植付はスピードが勝負。

根を乾かしてしまうと、木は一気に衰弱してしまいます💦

早くも木陰が心地よいな~(*^-^*)

レンガや石を使って、お庭の細かいラインを形作っていきます。

*****

6月はいったんここまで。

芝張りなどの作業を秋に残し、ひたすら水やりに明け暮れ、夏が終わるのを待ちました。

これ、8月上旬の様子。下草がちょっとずつナチュラルに繁茂してきましたよ(^_^)

*****

そして季節は秋。

芝張りなどの仕上げの作業に入らせて頂きました。

夏の間固くなった表層を重機で攪拌。

草の根なども除去し、土壌改良をしっかりと。

そして芝張りです。

芝は水はけが大事ですから、中央を膨らませ水たまりができにくい地形にします。

足もとに緑が入ると、一気にお庭らしくなってきますね!

芝生広場から和空間へと流れる通路のとちゅうに、アクセントとして石だたみを。

この石だたみ、表面排水を逃がすためのものでもあるんです。

ここは真ん中の芝生広場から急にせまくなるところ。

大雨時に流れて水みちになるといけないので、この石だたみの手前に横溝と縦穴を掘り、天然の排水口を設けたのでした。

↑こんな感じです。

また、お庭の片隅には、アンティークレンガと敷石でベンチを制作。

このように、細かいところの景色を修める手仕事を重ね、お庭全体の空間バランスを調整し・・・。

とうとう完成です!

レンガと枕木のエントランスを抜けると…

木立に囲まれるように芝生が広がります。

素敵なスペース✨

お客さまはお友達をたくさん呼んで、BBQをしたいと笑顔でおっしゃっていました(*^-^*)

石積みが見えるのはちょうど和室前。ここは飛び石と川砂利で足元を修め、和モダンテイストを感じらせる空間として演出しました。石積みとエキナセアの異コラボがまた、とっても素敵な風景になっていますね。

どこから見ても絵になるお庭。

このような素敵なお庭を造らせて頂き、素晴らしい機会をくださったF様には本当に感謝です!!

ありがとうございました m(_ _)m

<2021/10/24 ゆったり広々、木立に囲まれた心地よいお庭づくり(2)>

会社を爽やかに彩る庭(勝田水道株式会社)

(京都市南区・勝田水道株式会社 / 2021)

西向きに入口と窓がある水道会社の玄関前庭。

当初は花壇をつくって低木やお花を植えてほしいとのご依頼でしたが、西陽を遮ることも大事ではないかと考え、大きな樹々を入れることをご提案させて頂きました。

植栽ゾーンと三和土風舗装の間はアンティークレンガを積み、優しい雰囲気に。

また、玄関前ポーチは古材の敷石と階段石で、あたたかな雰囲気を演出させて頂きました。

「事務所っぽくしたくないなぁ」とおっしゃっていた勝田社長。

緑や草花に包まれた空間には、もはや堅苦しい会社のイメージは微塵もありませんね(*^-^*)

「なんかジブリっぽい雰囲気がいいわぁ」と従業員。

事務所がやさしく穏やかな雰囲気になりました(*^^*)

外観の印象ってとても大切かもしれませんね!

#雑木の庭 #玄関前庭 #こもれびの庭 #アンティークレンガ #古材 #敷石 #階段石 #三和土風土間

#懐かしい #ジブリっぽい

ゆったり広々、木立に囲まれた心地よいお庭づくり(1)

気がつけばもう10月後半。

今年もあっという間に終わりそうな勢いです💦

4月から三回に分けて施工させて頂いていた滋賀県大津市F様邸のお庭が、ようやく完成しました。

石積みを景色のワンポイントに。その島を中心に、花木があふれるように育つ、雑木と花の庭。

ひと夏を越え、草花は生き生きと成長してくれています。

大きな樹々も、植栽後すぐに来た暑い夏を乗り切り、なんとか活着してくれた様子。

ここに至るまでは、なかなかの長丁場でした。

*****

では、さら地がお庭になるまで、順を追ってダイジェストでご紹介しますね。

最初はこんな感じ…。今年の3月のことです。

でも、幸いにも、お客様のご親戚(設備屋さん)が重機で整えてくださっていたので、お庭のプランニングはイメージしやすかったです。

手前の低いところは駐車場にしたいということで…。

4月。まずはブロック塀をつくり、仮の駐車スペースを確保しました。

そして植栽適期までちょっと待ってからの6月。本題のお庭づくりの開始。

景色のポイントの石積みから入りました。

いわゆる「城積み」と呼ばれる積み方。弧を描くようなライン出しがとても難しかったです。

まさにお城みたいですね。これだけでも、なんだかワクワクしてきました。

お庭への導入部、エントランスづくり。

コンクリートレンガとコンクリート枕木をランダムに組み合わせた園路にしました。

もともとこのお庭にあった石を再利用して飛び石を据えました。左に見える石の塊は天然の排水口。1mほど穴を掘り、そこに石を積み上げて造った水の抜け道です。これだけ広いお庭ですから、表面排水をどこかにとっておくことが重要です。

植栽の準備。

水脈造作をしているところです。

塀際は土が詰まりがちになるので、横溝を掘り枝葉を敷きつめて水脈とします。

広いお庭ですので、なかなか全ぼうが見えてきませんね💦

今回はここまで。続きはまた今度ご紹介しますね。

<2021/10/17 ゆったり広々、木立に囲まれた心地良いお庭づくり(1)>

こもれびの駐車場

あっという間に10月。朝晩もずいぶんと気温が下がるようになりました。

この寒暖差が、木々の葉を徐々に色づかせていくのでしょう。

さて、先月後半に手掛けさせて頂いた雑木の庭をご紹介します。

駐車場をL字に囲むスペースをお庭に(*^-^*)

建物の東角~南面に位置し、リビングの正面にもあたるため、カーテンを開けるといつも見える景色。

既存のヤマボウシを生かしつつ、新たに樹高2~4m前後のアオダモ、ジューンベリー、シラキ、ソヨゴ、ヤマコウバシ、ドウダンツツジなどを植え、木々がそよぐ優しい空間を演出させて頂きました。

ブロック沿いには新たにウッドフェンスを設置。

緑の木々とウッドフェンス、とてもよく似合いますね!

では、施工状況をダイジェストで見ていきましょう。

…施工前はこんな感じでした。

ブロックで囲まれた花壇に、花木がちらほら。駐車場の後ろは砂利敷で、その中から木が何本か生えているだけ。

なんとなく寂しいなぁ、というK様のお気持ちもよくわかります。。。

囲まれた「花壇」というと、お花を植えなくてはならないようなイメージが強くなりますので、思い切って囲いを壊すことをご提案させていただきました。

砂利エリアとの間にあたるブロックを解体撤去。

そうすれば花壇部分と空間が一体となって繋がり、また、土の中を水や空気も行き来することも可能になります。

新たに土を追加し、バーク堆肥や牛糞堆肥、ピートモス、もみがら、パーライトなどを混ぜ込み、ふかふかの植栽基盤をつくります。

今回入手した真砂土が少し粘性が高い気がしましたので、川砂を混ぜ込んで固結を緩和させてみました。

そしてウッドフェンスを制作。

支柱はアルミ角柱、横板は京都産ヒノキ板。

これに防腐剤入り塗料を塗装すれば、耐久性は10年以上は全然問題ありません。

(数年に一度、再塗装(塗料の上塗り)をすることを推奨します。)

また、奥の駐輪場へのアプローチをレンガで制作。

アンティークレンガに白目地。出来立てなのに落ち着いた味わい深い雰囲気になりました。

そして植栽をしていきます。

ところどころに縦穴を掘り竹筒を設置し、生育環境を整えます。

これ、水や空気が、木の根深くまで到達するように造作したもの。

このように、植えた木々のあいだにも縦穴と横溝を掘り、竹筒や枝葉・石などを入れて通気水脈をつくります。

ここに降った雨水は、表層を流れ落ちるのではなく、凹んだこの横溝を伝いやがてどこかの縦穴へと導かれます。たっぷりの水を吸った根は、成長が半端なく良いように感じます。

樹木を植えつけ、通気水脈をこしらえたあとは、宿根草やグランドカバープランツを植えていきます。

下草の葉っぱの色・形に変化をもたせ、一年中彩りが楽しめるようなコーディネートをさせて頂きました。

下草を植え、最後に表層が見えている部分にマルチングをほどこせば…

完成です!!

建物の格を上げる、流れるような木々の陰影。

ウッドフェンスもまた景色を引き締めてくれています!

フェンスの足元を少し空け、下草がこぼれ出てくれるように誘いました。

これなら、道行く人も楽しむことができますね。

<2021/10/4 “こもれびの駐車場”>

緑に包まれたレンガのお庭

夏から秋へ…季節は日一日と変化していくこの時期。

服装が難しい季節でもありますね。

さて、8月末から手掛けていたお庭がまたひとつ完成しました。

緑に包まれたレンガのお庭です。

もともとあったおおきな木々(シラカシ、リキュウバイ、コブシなど)を残し、その木陰にレンガの休憩スペースとをつくり、ぐるり囲んだ積みレンガ沿いに彩り豊かな宿根草をたくさん植えこみました。

このお庭、リフォーム前はこんな雰囲気でした。

南東角に生えているリキュウバイと、南西角に生えているシラカシが、林床への日照をほぼ一日遮っているため、ホスタ、ツワブキ、アジサイなど、日陰でも育つものしか残っていない状況でした。

この雰囲気も決して悪くはないのですが…

お庭でティータイムを過ごしたいのと、お花を育てて愛でたい、という奥様のご希望を叶えるため、リフォームさせて頂くことになりました(*^-^*)

お庭に大きな影を落としているシラカシとリキュウバイは、思い切って枝数を減らし、お庭の中央に日当たりの良い空間を確保しました。

一気に明るくなってきました(*’ω’*)

レンガのエリアをどこまで広げるか、土留めの積みレンガをどのラインで形作るか、奥様と何度も話し合いながら、決めていきました。試しに並べてみて、お部屋から確認してみたり、玄関方向から眺めてみたり…

アクセントに正方形の花台を。

今回使用させて頂いたレンガは、UNISONのブルディベイパー。3色を5:3:2でミックス。

基礎砕石(クラッシャー)の上にサンドクッションで据付。(端のレンガのみモルタルで固定)

これでしたら雨水は土中に浸透しますので、樹木にとても優しいつくりです!

ホワイトセメントを使った目地。目地モルタルを使っても良いのですが、ホワイトセメントと砂を混ぜ合わせたモルタルのほうが、時間が経つと味が出るように思います。

土中環境づくり。

40㎝ほど縦穴を掘り竹筒を差し込んで、通気水脈を造作。

これにより地下深くまで空気や水が行き来しますので、樹木の生長がとても健全になります。

また、積みレンガ沿いは水が留まりがちですので、横溝をつくり枝葉を敷きつめておきました。

そして最後に植栽をして完成です!

カラーリーフがレンガに映えますね。

既存の樹木や草花が普通のグリーン系のものばかりでしたので、斑入りや明るいグリーン、銅葉のものを意識して植えさせて頂きました。

これだけスペースができれば、ちょっとしたテーブルとイスはおけそうですね。

もともとお庭にあったテラコッタ風のコンクリート平板も再利用させて頂きました。

お洒落なデザインがアクセントに効いてますね!

緑に包まれた上質な空間が出来上がりましたよ。

来春になり、今回植えた低木や宿根草が自由に伸び始めれば、よりナチュラルな空間となることでしょうね。

素敵なガーデンリフォームをやらせていただき、ありがとうございました(*^-^*)

こんな事務所で働きたい

長梅雨がすでに恋しくなるほど、暑い日々が続いていますね。

でも、今日は久しぶりに雨の日でした…。

いつもなら雨だと憂鬱になるのですが、植物にとって“恵みの雨”と思うと、

気持ちは晴れやかでした(^_^)

さて、先月完成したお庭をご紹介。

京都市南区にある勝田水道株式会社さんの事務所前庭です。

最初のご相談では、「花壇をつくってほしい」だったのですが…

勝田社長さんとお話を進めているうちに、

「事務所っぽくしたくないんですよね」という言葉にピンときました(笑)

「それなら思い切って木をたくさん植えましょう。」

こんなナチュラルな事務所前庭になりました(*^_^*)

さいしょ下見させていただいたとき、

木目調の入口扉と木の看板、そしてランプ調の照明が目に入り、

これに合うような景色にしたいと思ったのでした。

では、いつものように、施工ダイジェストを見ていきましょう。

ポーチは温かみのある切り石で演出することに…。

長さ1.8mの階段石を、チェーンブロックを使って据えていきます。

板石は角をエイジング加工し、他の古材と雰囲気を合わせました。

ちょっとしたひと手間が、美しい景色に繋がります。

植栽エリアと舗装エリアの縁切りはアンティーク耐火レンガを積みました。

少し凹凸感を出すように白目地を入れ、レトロで優しい雰囲気に仕上げていきます。

そして植栽。

西向きの庭ですので、夏場の直射に耐えられるような樹種をチョイス。

木と木が互いに空間を分け合っているかのように、動きを出して組み合わせていきます。

高木の足元には、カラーリーフ系の低木や宿根草を添えて。。。

舗装部分は、ただのコンクリートでは味気ないので…

白セメントを加えた三和土風の土間仕上げにしました。

時間の経過とともにより味わい深くなっていくことでしょう。

木々もまた、それぞれが空間を探しながら、日を求めながら、伸びていくことでしょう。

「なんか、ジブリっぽい雰囲気がいいわぁ」と社員さん。

出来立てのはずなのに、どこか懐かしく優しい。和でも洋でもない景色。

確かに、ジブリの世界観を感じるかもしれませんね(*’ω’*)

石とレンガと植栽が奏でるやさしい物語のお庭が、またひとつ生まれました。

<2021/8/3 “こんな事務所で働きたい”>

カントリーボーダーガーデン

(滋賀県大津市・K様邸/2021)

大きくなりすぎたコニファーが4本ならんでいただけの空間。

色とりどりのお花が咲き乱れるボーダーガーデンに変身させました!

メッシュフェンスで向こう側が筒抜けでしたので、

アンティークレンガとウッドフェンスで目隠しを。

ウッドフェンスはグリーンとクリームホワイトなど複数の塗料を何度も重ね塗りし

アンティークな雰囲気を演出しました。

お庭のマストアイテム、木製車輪も同じテイストで。

淡いパステル調のカラーリングは、銅葉や黄金葉の草花を、大いに引き立てていますね。

セントーレア、カンナ、カレックス、ホスタ、ヒューケラ、ラムズイヤー、

ガウラ、エキナセア、フィソステギア、オルレヤ、ユーパトリウムなどなど…

彩り豊かな草花たちが、一年を通して癒しとワクワクを運んでくれますよ(*^_^*)

ガーデンの両側に植えたアオダモ、ナツツバキ、ヤマボウシなどが

大きく成長すれば、お庭にはこもれびができ、

さらに美しい風景を見せてくれることでしょう。

アンティーク&カントリー調のボーダーガーデン

今年の梅雨は本当に長いですね。
梅雨入りしたのが5月中旬。

五月晴れらしい好天の日々も少ないまま、もう7月になりましたが、

まだまだ梅雨の終わりは見えてきません💦

今回は、ちょうど梅雨入りしたころに完成した

お庭のリフォーム案件(滋賀県大津市K様邸)をご紹介します(*^▽^*)

ここのところよく使っているアンティーク耐火レンガに、

淡いパステル調のウッドフェンスを枠とした宿根草ガーデン。

もとはといえば…、大きくなりすぎたコニファーが並ぶこのお庭を、どうすれば素敵になるのか、というご相談。

一時期流行ったコニファー類。植えた時は可愛らしいのですが、

手入れをしないまま放置しているとエライことになっているパターン、

最近よく見ます。

ゴールドクレストやヨーロッパゴールドなどの西洋のコニファー類は、成長が早いうえに

根が浅いので、強風時に倒れるといったお話もよくあります。

定期的に手を入れて大きさをコントロールしていれば問題ないのですが…。

いずれにせよ、K様のお庭では、お隣の駐車場に細かい古葉が落ちてお掃除が大変、

といったこともあり、撤去させて頂くことにしました。

では代わりに何で目隠しをすべきか…??(*’ω’*)

既存のフェンスに沿って、アンティークレンガを積んでいきます。(雨の中…(^_^;))

ウッドフェンスも取り付けるため、既存のフェンス基礎にコア抜きし、アルミ支柱を立込みました。

段違いでレンガを積み、花壇に変化をつけていきます。

このアンティーク耐火レンガ、色や形がそれぞれ微妙に異なるため、

ひとつひとつよく吟味しながら、バランスよい色味で積んでいきます。

目地に白セメントを注入すれば、可愛さアップ💛

既存の門塀の色ともマッチして、とても自然な仕上がりになりました( *´艸`)

ウッドフェンスは、グラスグリーンとクリームホワイトをミックスさせた淡い色合いに。

アンティーク感を出すため、塗料を何回も重ねたりこすったり引っ張ったり…

板の角もすべて削り、摩耗感を演出しました。

フェンスを取り付けたら、植栽をしていきます。

アオダモ、ヤマボウシ(ウルフアイ)、ナツツバキなどを両端のアクセントに配置。

真ん中は、色とりどりのカラーリーフ系を含めた宿根草や低木類をふんだんに植えこみました。

駐車場からの様子。

玄関扉の優しい雰囲気とも合うウッドフェンスの色合いが、とても可愛いですね。

「とっても可愛くて大満足!」とK様。

花壇内の土中環境も配慮して整えていますので、お水さえきちんとあげてくだされば

きっと花木はすくすくと育つことでしょう。

これが、土中環境の整備状況です。

竹や枝葉を敷き、埋め込み、通気水脈の造作をおこなっています。

地面に降り注いだ雨やお客様の散水は、この枝葉や竹筒を伝って、地中そして根へと

ゆっくり浸透していくのです。

先日K様から送られてきたお写真です。

土が見えないほどにまで、下草が繁茂していますね!(ピンクのお花は矮性のガウラ)

ここまで茂ってくれれば、雑草が生える隙間もほとんどありませんし、

植物どうしが互いに影をつくりあい、根元への直射や根の乾燥を防いでくれますよね!

いろんなお花が咲くアンティークテイストなナチュラルガーデン(*^-^*)

こんなお庭はいかがでしょうか?

<2021/7/6 “アンティーク&カントリー調のボーダーガーデン”>

彩りのボーダーガーデン

最近アンティークレンガを使うお庭づくりが増えてきました。

石も素敵ですが、弊社で使うこのアンティークレンガは、

色味がナチュラルで赤赤しておらず、

景色になじみやすいのが人気の秘訣かもしれません。

新築のお宅では、ちょっと浮いてしまうかもしれませんが、

お庭のリフォームでは景色にフィットするように思います。

ひとつひとつ色も形も微妙に異なるところがまた素敵ですね。

耐火レンガですので、煤灰や釉薬などがついていたりするのもいい( *´艸`)

ウッドフェンスや枕木、そして植物との相性も抜群です♪

では、メイキングをダイジェストでご紹介。

お庭の片隅。植栽はされていたのですが、これといったアイスポットもなく、

雑草とともにフェイドアウトしていたかのような空間。

奥様がお花を愛で育てるところがあればいいな!とお話されておられたので、

お花のボーダーガーデンをご提案させて頂きました。

理想のイメージは、滋賀県の某お菓子屋さんのお庭だという(笑)

手前の芝生も張り替えるため、まずは表層を剥離する作業から始めました。

そして花壇と芝生のエリアを区画すべく、枕木やレンガをならべていきます。

アンティーク枕木。実際に鉄道に敷かれていたものです。

1本80kgくらいあるんですよ。これがまたなかなか重い💦

塀沿いにもレンガを積んでいきます。

これはウッドフェンスの柱がわりとなる飾り。

花壇と芝生との間にもレンガを敷きます。

花壇の手入れをする際の通路であり、芝生が花壇に入り込んでこないよう遮るためのものでもあります。

ウッドフェンスの制作。

定番のヒノキ板。もはや背後にブロック塀があるなんて思いもよりません♪

そしてメインディッシュの植栽。

まずは土中環境を整えなければいけません。

もともと地盤が固く、根が下へ伸びにくい土壌のため、

高木を植えるところの周囲を中心に縦穴や横溝を掘り、

空気や水の通り道をつくりました。

そして改良土を盛って地形に起伏をつくり、高木→中低木→下草の順に植えていきます。

大きなジューンベリーをボーダーのポイントとし、その周囲に低木を寄せていきます。

こうすることで木陰が形成されるため、半日陰の宿根草も育つことが可能になります。

宿根草を植え、表層にマルチングをしたら完成です!

木陰の半日陰ゾーンには、ホスタ、クリスマスローズ、ヒューケラ、ティアレラ、

アルケミラモリス、フッキソウ、宿根キンギョソウ、リシマキア、ゲラニウム、シレネなどを。

一見日当たりが良いほうが花咲きがよさそうなものもありますが、

夏の暑さで弱ってしまうものは一日中直射があたるのを避けたほうが良いのです。

このお庭の完成は5月中旬。

例年より早い梅雨入りが、植物たちの根付きに追い風となってくれることを願って (*^▽^*)✨

<2021/6/4 “彩りのボーダーガーデン”>

こもれびの花庭(庭花の実験的ガーデン)

年明けから合間を縫ってコツコツと手を加えてきた自宅の裏庭。

もともとウッドデッキ(杉材)があったのですが、

10年以上も経つとところどころ腐ってきたので、この際思い切って解体し…。

やりたいことをやり続けた4ヶ月のち、ようやく形になりました。

“木漏れ日の花庭”。

いわゆる「雑木の庭」というのは最近とても増えています。

私は山や森が好きなので、野山の風景を庭に表現するのはとても楽しいと思います。

でも、ここは「森」ではなくやっぱり「庭」。

「雑木の庭」といえども、日本の自然風景、いわゆる里山の風景、

というものを忠実に表現することに固執する必要はないのかな、

と最近は考えるようになりました。

「雑木の庭」のナチュラルな雰囲気を持ちつつも、

足元は四季を通して彩り豊かなお庭、というのも素敵だろうな~なんて考えながら…

まずは自邸でやってみるか、ということに。

ブラキカム”ブラスコ”、ゲラニウム”ビルウォーリス”、サギソウ、ロベリア、

シラーカンパニュラータ(ヒヤシンソイデス)、姫小菊、キランソウ、

ベロニカ”オックスフォードブルー”、”マダムマルシア”、”ミッフィーブルート”、

クリスマスローズ、ガーデンフクシア、エロディウム(ヒメフウロ)、

ギボウシ”ハルシオン”、”パトリオット”、フクロナデシコ、

そしてライラックなど…

いまは紫からピンクの色合いの宿根草や樹木が咲き誇っています。

また、アズキナシ、シラキ、ナツハゼ、カクミノスノキなどの雑木が茂る足元は、

少し穏やかな色合いで。

ここには、エビネ、ヒメスミレ、イカリソウ、オダマキ、ホウチャクソウ、セッコクなどが、

苔むす溶岩石のあいだから清楚に顔をのぞかせています。

一方、奥はレンガで花壇をこしらえ、思い切り花を楽しめるようにしました。

レンガは中国の古材。釉薬のような汚れがついていたりしてとても良い味わい。

床材は日本の古材板石とインド斑岩(フランドルポルフィード)。

ひとつひとつが形も大きさも微妙に異なるところがまた味わい深く素敵です。

花壇には、バラやクレマチスのほか、チューリップ、ジキタリス、その他

季節の宿根草を盛りだくさん仕込んでいます。

チューリップは原種系、変種系の球根を5~6種類ほど混ぜ合わせて寄せ植えしました。

花束のようなまとめ咲きが可愛らしいですよね。

そのほかにもこのお庭には、実験的につくってみたものがあります。

物置の背中をやんわり隠せればと、コッツウォール風の石積みを…。

でもこれ、実は石ではありません。

解体した真砂土舗装材の破片を積んでみたものです。

とあるお客様のお庭で解体した廃棄物。

“捨てればゴミ、使えば資源”。

アイデア次第で、こんなに美しく再利用することもできるんです。

…このネタ(真砂土舗装材の再利用)は、またどこかで使えそうです(*^^)v

車輪なんかを添えると、まさにソレっぽくなりますね(笑)

このように、ちょっとした構造物は、お庭の中の良いアクセントになり、

お庭全体の空間がぐっと引き締まります(*^-^*)

また、物置の足元には、オリジナルの板石を据えてみました。

ライン状の模様が入っているのわかるでしょうか。

もともとバーナー仕上げだった敷石を、叩きビシャン加工を施して

このような模様に仕上げてみたのでした。古材のような優しい円みを感じますね。

石の側面は機械で切削してあったのですが、角を取ってちょっと加工するだけで

使い込んだ感を演出することができます。

中国古材の黒い石臼とのコントラストがまた、良いアクセントになってますよね。

山石(チャート)の石だたみ。モルタルは一切使わず、土で決めています。

目地に苔や草花が繁茂していくことを期待して。

いろいろな要素をふんだんに盛り込んだ、“木漏れ日の花庭”。

まだまだ成長中ですが、これからも日々目が離せません。

きっとこれからも、少しずつ手を入れ続け

マイナーチェンジをし続けることでしょう(笑)

雑木と花の庭。木漏れ日の花庭。

四季の彩りと変化を感じるお庭。

こんなお庭にしてみた~い♪、とお考えの方、

庭花 niwahana landscapes kyoto まで

いつでもお気軽にご相談ください(^_^)

< 2020/4/26 “木漏れ日の花庭” >

家族が集うこもれびの庭

(京都市左京区・A様邸/2021)

緑に囲まれ、家族みんなが集える空間づくりがテーマ。

3人のお子さまたちが安心安全に遊べるよう、

お庭の中央にはインターロッキング(UNISONカッシア)を敷設し、

平らなスペースとしました。

もともとこのお庭は土質が悪く、何を植えても育たないと困っておられたので、

まずは土づくりからスタート。

重機で深さ1m以上掘り下げ、硬い土を入念にほぐし、

土壌改良をしっかりしてから埋め戻しました。

塀沿いや植栽エリアには、縦穴横溝を張り巡らせ、

そこに枯れ枝や落ち葉、堆肥、炭などを敷きつめた

空気と水の通り道(通気水脈)を造作。

そのおかげで、植栽した樹木や草花はどれもとても順調に育っています。

いちばん大きいコナラがお庭に緑陰をつくり、

こもれびのもとで、遊んだり、絵を描いたり、お弁当を広げたり…。

また、朝起きて2階からカーテンを開けると目の前に木の姿が…。

これもまたうれしいものです。

大きな木って、私たちにたくさんの恩恵をもたらしてくれますね。

#雑木の庭 #花の庭 #宿根草の庭 #こもれび #土中環境の改善

#通気水脈 #家族が集える庭 #インターロッキング #UNISONカッシア

#雨水浸透性舗装 #自然にやさしい #ナチュラルガーデン #ナチュラルスタイル

#ユニット植栽 #寄せ植え #カラーリーフ

庭花の実験的ガーデン

(京都市左京区・庭花 niwahana landscapes kyoto事務所裏庭/2020~現在進行中 )

”庭花”が表現する、雑木と宿根草の庭。

京都ではまだまだ少ないと感じる「雑木の庭」、「宿根草の庭」を広めていくために、

自宅の一角をつかって色々試し、模索しながら実験的に育くんでいるお庭です。

自邸なので、頻繁に手を加えていますので、どんどん変化・進化していますが…(笑)

リビング前のヒノキ板の縁側を降りると、不揃いなインド斑岩のstone pavement。

和洋どちらにも合う素敵な色合いの石です。

また、北側へと続く山石(チャート)の石だたみ(stone path)。

こちらはセメントを使っておりませんので、

自然のままの草目地がよりナチュラルな景色を形作っています。

そのほか、板石を古材風にオリジナル加工したものを古材石臼と組み合わせた通路、

解体した舗装土材をコッツウォール風に積み上げた石壁、

エイジング塗装を施したラフな板塀とアンティークな小物類など、

随所でいろいろな見せ場をほどこしております。

メルヘンチックでありながら、どことなく和モダンな要素が見え隠れするところが庭花スタイル。

高木は、アズキナシ、シラキ、アオダモ、ウリカエデ、ジューンベリーなど。

低木には、シャシャンボ、アセビ、アオハダ、カクミノスノキなど。

森の中では、どれも亜高木層~中低木層を担う樹種ですので、

実際にこのような構成の森はないのですが、そのぶん

亜高木層ならではの、柔軟で優しい枝ぶりを重ねてくれています。

そのほか、カシワバアジサイ、ライラック、スノーボール、アメリカテマリシモツケ、ヒメウツギなどの灌木や、クレマチス、カロライナジャスミン、ビナンカズラなどのつる性植物、

足もとには、クリスマスローズ、ホスタ、イカリソウ、キチジョウソウ、スミレ、

カラミア、エラグロスティス、カレックス、ベロニカ、フィソステギア、エビネ、

ペンステモン、モナルダ、トキワシノブ、セキショウ、リナリア、クロッカスなど

色も形も大きさも様々な宿根草や球根類をあしらっております。

木々の足もとでは、草花があたかも自然に生えてきたかのように見せる点を特に意識しつつ、私たち日本人の心象風景になじむものを追求・探求し続けております。

春は、芽吹きの素晴らしさ、美しさを感じさせてくれ、

夏は、木漏れ日のもとで、けなげに咲く花に心打たれます。

秋は、赤や黄色に色づく木々の葉が、自然の深みをおしえてくれ、

冬は、土のあいだにわずかに見える新芽から、やさしくも強い生命力を感じます。

四季を通じていろんな表情を見れる、雑木と宿根草の庭。

東西南北…お庭がどちら向きなのか、

それぞれの方角に合った植栽を適切に組み合わせ、

土の中までしっかり手をほどこせば、

どんな方角のお庭でも、雑木と宿根草の庭は可能だと思っております。

あなたのお庭にも、是非いかがでしょうか?(*^-^*)

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アンティークレンガのオープンファサード

(京都市西京区・T様邸/2021 )

ブロック塀・門柱と門扉つきの駐車場だった玄関前を、思い切って全面リフォーム。

打合せ・構想段階から何度も足を運ばせて頂き、

外国のいろいろなお写真や、お客様の趣味のパッチワークなど

いろいろなことをお話しながらイメージを絞り、

そこから世界観を導き出し表現させて頂きました。

中国産のアンティーク耐火レンガを主に使用。

ベージュからオレンジのくすんだ色合いがとても良い雰囲気ですね。

目地はすべて白セメントを使うことで、レンガの色をさらに際立てさせました。

門柱はシンプルに柱だけのものにし(UNISONファミアージュ)、

これとは別に、飾り門柱としてレンガで制作。

その天端には、ランプ型のアンティーク照明を取り付けました。

植栽は、アオダモ、ヤマモミジ、アズキナシなどの柔らかい樹形の雑木を用い、

その木漏れ日の中に草花を配置。

アオダモの優しい枝ぶりが、玄関前の適度な緩衝材の役目を果たし、

軽い目隠しになってくれます。また、その足元には、

半日陰につよいホスタ、キチジョウソウ、エビネ、

リシマキア、シレネ、ヒューケラ、クリスマスローズなどの宿根草と

そのあいだにマーガレット、ブラキカム、ベロニカ、アベリア、フロックスや、

バラ(インターナショナル・ヘラルド・トリビューン、アウグスタ・ルイーゼ)に

クレマチス(ベルオブウォーキング)、テッセンまで。

比較的花期の長いものやつる性、這性、カラーリーフ類をバランスよくミックス。

レンガのステップのあいだを、流れるように色とりどりに咲く宿根草たち。

見てるだけでウキウキしてきますね。

玄関前を、塀や門柱で囲ってしまうのではなく、植物とレンガのコラボで魅せる空間に。

やっぱり植物があるといいなぁ。そう思える玄関前にしてみました。

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空き地の庭

( 京都市左京区・S様邸/2012-2021 )

野山の風景、自然の草花をこよなく愛するS様のお庭。

「お庭は、つくったときが終わりではなく始まり」と私はよくいいますが、

このお庭は、時間をかけて少しずつ手を加えながら

終わりも始まりもない自由な変化・進化・遷移をし続けている

のが特徴かもしれません。

毎年どこかにちょっとずつ手を加え、お庭がかたちを変えていくのも面白いものです。

ジンジャー、アイリス、ジキタリス、シラン、フィソステギア、

ヘメロカリス(ヤブカンゾウ)、コスモス、ホスタ、そして薔薇…

色々な花や宿根草が、季節を追うように自由に次々と咲きますが、

単なるイングリッシュ風のフラワーガーデンとも言い切れず。
枕木の花壇やラフな石だたみ、板で区切った畑といったアイテムは、

どことなく野粗で、日本の田舎のような懐かしさも感じます。

最初の年にお庭の中央に植えたアオダモは、年々のびのびと枝葉を伸ばし、

今ではこのお庭のシンボルとして、りっぱな木陰をつくるまでになりました。

アオダモのまわりには、ヤマハギ、ツツジ、コバノガマズミ、ダンコウバイ、

それにヤマユリ、シャガ、クサソテツ、スミレ、クリスマスローズ、

と少しずつ添えものが増え、

築山状になったこの一角が、気付けば“山の景”になっていました。

当初全くのさら地だったことを想起しますと、

お庭が時間とともに深みを増してきたことが大変感慨深く思われます。

畑の一角には、自然のままの雑草園と名付けられたエリアもあります。

ジシバリ、ネジバナ、源平小菊(エリゲロン)、金鶏菊、クサソテツ、

ヒルザキツキミソウ、花魁草(フロックス)、アスパラガス、

シロツメクサ、タンポポ、スミレ、ニラ、タカサゴユリ…

どこからともなく現れてしっかり根付いた、力強い野の草たちも、

このお庭にくれば、りっぱに一風景としての役割を担っています。

実はここ数年で、芝生は衰退しています。

でもその代わりに、苔やシロツメクサなどが繁茂してきました。

自然は正直なんですね…💦

これはこれで受け入れながら、育てていきたいと考えています。

S様の自然、そしてお庭への愛を感じる NATURAL GARDEN。

必要最小限の手入れをしながらも、

自然の摂理に逆らうことなく、

なすがままに醸成させていきたいと思っております。

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花咲くこもれびガーデン

またひとつ、雑木と花の庭ができました(*^-^*)

大きな木は、建築を美しく見せてくれます。

そして足元には、色とりどりの宿根草。

日向が好きな花、半日陰が好きな花…。

それぞれの環境に合わせて、配植しました。

大きな木があれば、木陰ができ、こもれびの下で可憐に咲く花が育ちます。

もとのお庭は…

水はけが悪く、大雨のときは、庭がプール状態になってしまうほど…💦

お庭に植えてあるオリーブは、この硬い土に根を深く伸ばすことができず、

風で倒れてしまったことも。。。

そんな過酷な土壌条件の敷地に、

「家族が集い遊べる、花咲くお庭を。」とのご依頼を頂きました。

今回のポイントは土中環境の改善。

というわけで、地盤づくりにもっとも力を注がせて頂きました。

まずは掘削・開墾から。

掘ってみますと、表層10㎝ほどだけ真砂土を入れてあるだけで、

その下は、埋め立て建設残土と思われるガラや砕石、粘土の混じった地盤

だということがわかりました。

重機でないと掘れないほどの硬さ。

表層にしかオリーブの根が張っていないわけです。

悪い土を搬出処分したうえで、植栽箇所の土壌改良をします。

土壌改良に合わせて、通気水脈の構築をしました。

塀沿いに、空気と水が通る“道”をこしらえます。

縦穴は、深いところで80㎝以上。

道路と同じ高さまで掘りました。

縦穴には竹筒を、横溝にはいろんな太さの枝葉や石などを入れます。

これで雨水は表層だけに留まることはありません。

今年は桜の開花が早かったように、木々の芽吹きがかなり前倒し。

植栽を優先的にしなければなりません。

そんな理由から、塀沿いの通気水脈をつくった時点で植栽にかかりました。

南から西方向に、日よけとなるコナラ、シラカシなどの高木を植えます。

コナラの下でアオダモ、アオダモの下でドウダンツツジとブルーベリー、

シラカシの陰でサワフタギ、サワフタギの下でオスマンサスデラバイ…

高木・中木・低木の階層を考えながら配植しました。

真夏の気温上昇が激しい昨今、樹木が暑い夏をしのげるよう、

今まで以上に配慮・工夫が必要かなと思います。

森の中が真夏でも涼しいように、

木々を重ね合わせ、小さな森空間を作ることで

樹木から草花に至るまで、互いに助け合うことができるのです。

樹木植栽を終えたら、お庭の真ん中に家族の集えるスペースを造ります。

インターロッキング舗装。

インターロッキングブロックは、砕石と砂が下地ですので、雨水浸透構造の舗装材。

植物や地盤にも優しい構造ですね(*^-^*)

目地は珪砂といって、細かい砂を充填。

お子さまがお手伝いしてくださいましたよ(笑)

お砂場の砂よりもサラサラで目の細かい珪砂は、宝物のよう。

箒ではくと、幅3~5mmの目地に入り込んでいくのが面白かったようでした(^^)

樹木のあいだにも、通気水脈を張り巡らせます。

築山に降った雨や日々の散水を、表層だけで流してしまわないよう、

土の中に浸透させる仕組み。

水脈を造り終えたら、草花を植えます。

これもお子さまたちがお手伝いを♪

「ホタルブクロ?変な名前!」

「蛍を捕まえて入れておくと、光る袋みたいに見える花の形からついたんだよ」

「植物もみんな名前に意味があるんだ!」

学びながらの作業。

こうしてひとつひとつ、身近な自然に興味を持ってくれると嬉しいですね(*^-^*)

最後に、表層をマルチングします。

ふかふかの土をまぜまぜ。楽しそう♪

森でいう、いわゆる“A0層”となる部分。林床と同じ構造をつくってしまうのです。

バーク堆肥や落ち葉などを混ぜ合わせたものを、地表に敷きつめます。

これで雨水は、表層をじんわり染み込み、土中にゆっくり涵養されていきます。

保水性も浸透性も高い土壌ですので、まずは草花が生き生きとしてきます。

この写真は植栽後5日の様子。花も葉も生き生きとしてますね!!

また、塀沿いは地盤を上げた分、石を積み土留めとしました。

ちなみに、ほとんどが敷地内を掘った際に出てきた石。

実はこれ、土の中の見えない部分も積んでいます。

自然に崩れてかみ合わされたように。

石の合端に草木が生えてきたように。

無作為の作為。

こうして、土中の水と空気の流れを細かに考えながらつくったお庭が

出来上がりました!

ほら、もうこもれびができてますよ!

木々の青葉が覆い茂る日が待ち遠しいですね。

 ※2Fから見下ろした角度のお写真は、お客様がご提供くださいました。ありがとうございます!!

  また、プライバシーの関係上、一部の写真で、背景にモザイクをかけております。ご了承ください。

<2021/4/3 “花咲くこもれびガーデン”>