樹種ごとに手の入れ方を変えて(*^_^*)

たった一年でもよく伸びる木とあまり伸びない木があります。一番右の木は成長のとて早いミモザ、真ん中は比較的緩やかなカツラ(※)。ミモザは腐朽菌が入りやすいのですが、思いきって切らないと逆に手に負えなくなってしまいます。カツラも菌に決して強くはないのですが、こちらは自然樹形を大切にしたので、あまり手を入れず、絡んだ枝を抜く程度に。また、一番左のレイランディーは、コニファー類にしては剪定に強い樹種ですので、適度に枝を抜き透かします。このように、樹種とその生育環境を見極めながら、手入れの方法を考えています。(※カツラも、強剪定をするとたくさん萌芽しぐんぐん伸びます。あくまでもミモザとの比較です。)

(京都市左京区)

木の状態やその年の気候をみながら手を入れる(`・ω・´)

その年の気候や環境によって、毎年木の成長度合は変わります。また、お伺いさせていただく時期によっても手入れの強弱を加減せねばなりません。A様邸のこのお庭は、6月に入らせていただいた時のお写真ですが、6月でしたら、ツツジ類は花直後ですので強めに刈り込むことができます。また、カシ類も少々強めに切っても問題ありません。時期を誤ると翌年花が咲かなくなる、樹勢が弱って枯れる、なんてことも…。プロとしての的確な判断が必要です。

(京都市西京区)

ジャングルからお庭へ(^_^)/

クズやススキ、イタドリなどの草類が繁茂し歩くことすらできなかったK様邸。

下草刈り、不要草木伐採・抜根、高さ下げ剪定の実施、さらには駐輪スペースから玄関へのエリアに固まる土舗装を施工。

これにより、雑草の繁茂をかなり抑えることができ、「お庭」としての維持が可能になりました!

(京都市左京区)

芝生のお庭再生(‘◇’)ゞ

もともと一面芝生だったお庭なのですが、水はけが悪いため雑草だらけになっていたT様邸。

そこで、雑草の種子の混ざっている表土を、重機を使ってすべてはがし、水勾配をとりながら地形を少し盛り上げてつくりなおし、芝生を張り直させていただきました。また、勾配をみるとどうしても低くならざるを得ない縁側の階段側には、一番下に一列敷石を据えてぬかるまないように配慮(表面排水は横の排水桝へ)。

なお、施工から3年ほど経過しましたが、芝生の状態も良好です。

とはいえ、芝生は日常の継続的なメンテナンスが鍵。

今後も引き続き、Tさまに気にかけていただくことが大切かと思っております。よろしくお願いいたします。

(京都市左京区)