先月末から今月最初にかけて、古くなったウッドデッキのリフォーム工事をさせて頂きました。
目の前にはコナラやクヌギ、アラカシなどのどんぐりの森が広がる素敵な空間。
やわらかい木洩れ日がデッキに降り注ぎます。
優しい白木の木目が美しいデッキ。
でもこれ、実は木ではないんですよ。
イタリア製のタイルなんです。
制作の様子をお見せしましょう。
もともとはサーモウッドで造られたウッドデッキ。
森の中は湿度も高いですので、街中よりも耐久性は劣るかもしれません。
根太や柱はこんなに朽ち進んでおりました。
うわっ💦
ムカデの巣発見。こんなところに潜んでいるんですね。。。危うく咬まれるところでした。
新しいデッキの骨組みはアルミ。
束石に、束柱、大引、根太、補助根太…すべてアルミ製の部材を、採寸しながら金具とビスでしっかり固定していきます。
イタリア製のタイルは、厚さ20㎜。1枚あたり約16kgもあるんです。
タイルというよりも石材を扱っている感じです。
専用の接着剤でしっかり貼り付けます。
全部で54枚。ここまで担いでの搬入がいちばん大変でした💦
木目のパターンも豊富ですので、同じ模様が隣り合わせになることもなく、とてもリアルな雰囲気。
タイルの隙間に、アルミ製の細い目地材をはさみ込みながら固定していきます。
LIXILのタイルデッキ。
安定性・強度も抜群ですし、見た目も美しい。もちろん耐久性もウッドデッキよりも格段に上。
タイル張りのコンクリートデッキと比べても、部屋の高さに合わせて施工できますので、こちらのほうがおススメです。
タイルは今回の木目調以外にも、ベージュと黒色のいわゆるタイル調があります。
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<2019/9/12 “森の中に佇むデッキ”>