森の中の和モダンの庭(1)

秋は早足。

ついこの間まで汗ばむ陽気だったのに、もう上着がいる寒さ…。

今日の雨で色づいた葉も散っていくのでしょうか。

さて、先日完成したお庭をご紹介します。

和テイストでまとめた雑木の庭、といえばしっくり来るでしょうか。

お庭の一角に織部灯篭を配置し、落ち着いた雰囲気に仕上げました。

既存の玄関前から石だたみを通じてお庭へと続きます。

お庭の中央は憩いのスペース。

コンクリート平板で意匠性をもたせて。

では、施工の様子。

最初はこんな感じでした。

大きくなりすぎた生垣がスペースの中央にあり、どうしたものかという…

さらに周辺は、アレチヌスビトハギ、アメリカセンダングサ、ヤブガラシ、ヘクソカズラなど、お庭にとって大敵な雑草が繁茂しており、管理に悩まされておりましたので…

まずはこれを伐採撤去していくことに。

木々の抜根と表層の剥ぎとりには、やはり重機が必要。

ということで、重機を入れるがために、フェンスとブロック塀を一部カット。

重機があれば本当に仕事が早い(*^-^*)

あっという間にさら地になりました。

さぁ、お庭をつくっていきますよ。

まずは境界部分。

アルミフェンスがかなり視認性の高いものでしたので、軽い目隠しのため、重ねるようにウッドフェンスを設置。

アルミフェンスの柱を利用して立込みました。

このウッドフェンスが、後々お庭の借景としてとても効いてくるんです!

お庭に、石を入れていきます。

お庭の中央のスペースには、模様のあるコンクリート平板を張りました。

ランダムながらもリズム感を意識して。

UNISONの Livio[ai]60 の 300角 と スリット 。

既存の玄関と駐車場からのアプローチは、大判の鉄平石でダイナミックに。

なんとなく、お庭らしくなってきましたね(*^_^*)

今回はここまで。

続編はまた次回お伝えしますね。

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