耐久性・機能性をもたせたウッド・バンブーフェンス(京都市左京区/2022)

前回竹垣(御簾垣)が造られてから推定10年以上。もう原型をとどめないほどにまで朽ちていましたので、作り直すことになりました。ただし、同じ御簾垣をつくるべきなのか…。

ここは家の裏側に当たり、その向こうは谷となり下を川が流れているということからして、壊れやすい形状のものは危ないのではないかと思い、なるべく骨格が頑丈なものを検討。

ということで、木製フェンス(ウッドフェンス)をご提案させて頂きました。

御簾垣のラインを踏襲して横方向の板を這わせ、その間に何箇所かアクセントで小竹を挟み込む和モダンなデザイン。板の塗装は、母屋に合わせた落ち着きのある濃い茶色(ウォルナット)で。適度な目隠しと風通しを兼ね備えたウッド・バンブーフェンス。木材は、地元京都の桧材を使用しています。

竹のほうが早く朽ちるかとは思いますが、その際は、小竹のみ交換すればよいので、総合的なコストパフォーマンスはかなり高い構造だと思います。

ウッドフェンスは、アルミ等の素材に比べ温かみがあり、周囲の緑とも合い、とても柔らかな景観となります。定期的な重ね塗りをすればより耐久性は高まります。柱の根元に水が回りにくい構造にすれば、15年は問題なく使用できるものと思われます。近年木造住宅が再注目されていますし、お庭の背景へのウッドフェンスは大変おススメですよ。

<京都市左京区S様邸/2022>

水道を使うのも楽しくなりますネ *.,”\(*‘v‘)/~♪(京都市左京区/2022)

よくある色気ないプラスチック製の水道。

ホースもむき出しのままで年々劣化し、なんとなく使うのを遠ざけてしまっていたようです。

ホースを見えないように収納したい、とのご希望から、壁から20㎝ほど離してウッドフェンスを設置。そのフェンスの中にオリジナルの立水栓をはめ込むように立ち上げ、景色に立体感を出しました。立水柱はモザイクタイルを貼り付け、まわりにはアンティークな塗装を。少し緑を添えることで、ナチュラルな雰囲気を感じる”お庭”になりました(*^-^*)

これなら、水道を使うのも楽しくなりますよね♪

庭花では、敷地の一角のちょっとしたところでも、お洒落で素敵な空間に変身させますよ。

いつでもご相談くださいませ(^^)/

<京都市左京区T様邸/2022>

アンティーク&カントリー調のお庭に♪(滋賀県大津市/2021)

家を建てた際に植えた4本のコニファーが、気が付けば大きくなっていて…。最初は可愛かったのに…。そんな話、よく耳にします。

当初は、このコニファーをどうしたらよいかとのご相談だったのですが、お話を進めていくうちに、アンティークなお庭にリフォームしたいという流れになりました。

メッシュフェンスでお隣の駐車場が丸見えなので、アンティークレンガとウッドフェンスで目隠し。既存の門塀の笠木にもアンティークレンガをのせて、景色に統一感を出しました。

植栽エリアはもう少し手前まで広げ、地形に起伏をつけました。高木にはアオダモ、ナツツバキ、ヤマボウシウルフアイなど。低木やカラーリーフ、宿根草もふんだんに植えましたので、季節を問わず彩りを楽しむことができますよ。

(滋賀県大津市K様邸/2021 作庭集もご覧ください)

これならティータイムを楽しめますね♪(京都市西京区/2021)

シラカシやリキュウバイ、コブシなどが大きく育ち、お庭がすっかり暗くなっていたI様のお庭。

お庭でティータイムを楽しみたい、という奥様のご希望を叶えるべく、リフォームさせて頂きました。

UNISONのレンガを床と土留めに用い、要所に花台として積み上げ、景色のポイントに。

もともとグリーン系の葉色のものばかりでしたので、銅葉や銀葉、明るい黄緑などのカラーリーフ系の下草や低木をふんだんに植え、彩り豊かなお庭に変身!

これならちょっとした椅子とテーブルもおけますので、いつでもティータイムにできますね♪

(京都市西京区I様邸/2021)

三角形のデッドゾーンが、ハーブガーデンに(京都市左京区/2017)

 

敷地内の一角、三角形の土地がデッドゾーンとして長年放置されていた京都市左京区のK様邸。

傾斜地という地の利を生かし、枕木や石積みで土留めをして段々のハーブ花壇を作らせていただきました。斜面を登り切ったところには1本の桜を植えてこのお庭のシンボルに。段々の花壇ですので、庭作業もしやすいですし、立体感のある風景が広がり、下からの眺めも格別です!

(京都市左京区K様邸/2017 作庭集もご覧ください

白いタイル、苔と山野草の明るいお庭に大変身(京都市左京区/2016-2017)

中古の住宅を購入されたSさん。

築数十年ともなると、木々も大きくなり建物同様お庭にもメス入れが必要になってきます。眺めていて明るい気持ちになれるお庭、がSさんのご希望。背が高くなりすぎたモミジ、北山杉、キンモクセイなどは伐採・抜根し、代わりにシャクナゲやベニドウダンなどの低木をメインとした苔庭に作り変えました。

また、景石はリビングから見える位置に移動し、リビング前のレンガデッキを白いタイル敷きに。さらに、お隣との目線隠しとして、塀の上部に竹垣を設置し、和風ですが明るい雰囲気のお庭にリフォームさせていただきました。お庭が明るくなるとお部屋の中も明るくなり、気分も軽やかになりますよ~、とSさん。中古とは思えない大変身となりました。

(京都市左京区S様邸/2016-2017)

バックで車庫入れもスムースに(京都市西京区/2019)

石だたみの長いエントランスを、バックで車庫入れしなければならないK様。

道幅が狭く途中で折れているため、大変気を使う毎日でした。

車庫入れをしやすくできないかとのご相談。石だたみを広げるためにお庭の一部を改修することに。

石だたみとお庭の境にある石積みを庭のほうへ移設。それに伴いお庭の一部(飛び石移設・樹木移植等)を改修し、石だたみを拡張させていただきました。

これだけ道幅を確保できれば、道が折れている感覚もなく、スムースにバックすることができるようになりましたよ♪

(京都市西京区K様邸/2019)

お庭は、行き来しやすさと動線確保が大切(木津川市/2018)

まず気になったのが、道路からお庭への勝手口。扉はあるのですが、段差がありすぎて非常に上り下りがしにくい…。というわけで、既存のタイルと擁壁を切断し、階段を制作。

お庭には雑草が生えにくいように、T様のお宅にあった古レンガを再利用して楽しい小径を造らせて頂きました。

また、小径からお部屋へ出入りができるよう、レンガで沓脱(くつぬぎ)を。小径沿いは花壇として使えるようにしましたので、季節に合わせてお花を楽しむことができます♪

木製ベランダデッキともマッチした、明るく素敵なお庭に変身ですね!

(京都府木津川市T様邸/2018)

せっかくお庭があるのなら、使えるようにしましょ♪(京都市左京区/2018)

 

家の奥に広がるK様邸のお庭。

ウッドデッキは、お洗濯を干したりして使っていたものの、他のエリアは放任状態…。新しくお子様が生まれるタイミングに合わせて、お庭を大胆リフォームさせていただきました!

ご近所からよく見えてしまうので、その目隠しとして高さ1.8m程度のウッドフェンスで囲みました。また、お庭でくつろいだりお子様とプール遊びができるように乱形石張りのデッキ、愛犬と走り回れるように芝生のゾーンもつくりました。

なお、既存のウッドデッキは段差がありすぎましたので、もう一段低い“縁側”をぐるりに制作。これならワンちゃんも小さなお子様も、上り下りがらくちんですよね!

(京都市左京区K様邸/2018 作庭集もご覧ください

 

樹種ごとに手の入れ方を変えて(*^_^*)

たった一年でもよく伸びる木とあまり伸びない木があります。一番右の木は成長のとて早いミモザ、真ん中は比較的緩やかなカツラ(※)。ミモザは腐朽菌が入りやすいのですが、思いきって切らないと逆に手に負えなくなってしまいます。カツラも菌に決して強くはないのですが、こちらは自然樹形を大切にしたので、あまり手を入れず、絡んだ枝を抜く程度に。また、一番左のレイランディーは、コニファー類にしては剪定に強い樹種ですので、適度に枝を抜き透かします。このように、樹種とその生育環境を見極めながら、手入れの方法を考えています。(※カツラも、強剪定をするとたくさん萌芽しぐんぐん伸びます。あくまでもミモザとの比較です。)

(京都市左京区)

木の状態やその年の気候をみながら手を入れる(`・ω・´)

その年の気候や環境によって、毎年木の成長度合は変わります。また、お伺いさせていただく時期によっても手入れの強弱を加減せねばなりません。A様邸のこのお庭は、6月に入らせていただいた時のお写真ですが、6月でしたら、ツツジ類は花直後ですので強めに刈り込むことができます。また、カシ類も少々強めに切っても問題ありません。時期を誤ると翌年花が咲かなくなる、樹勢が弱って枯れる、なんてことも…。プロとしての的確な判断が必要です。

(京都市西京区)

ジャングルからお庭へ(^_^)/

クズやススキ、イタドリなどの草類が繁茂し歩くことすらできなかったK様邸。

下草刈り、不要草木伐採・抜根、高さ下げ剪定の実施、さらには駐輪スペースから玄関へのエリアに固まる土舗装を施工。

これにより、雑草の繁茂をかなり抑えることができ、「お庭」としての維持が可能になりました!

(京都市左京区)

芝生のお庭再生(‘◇’)ゞ

もともと一面芝生だったお庭なのですが、水はけが悪いため雑草だらけになっていたT様邸。

そこで、雑草の種子の混ざっている表土を、重機を使ってすべてはがし、水勾配をとりながら地形を少し盛り上げてつくりなおし、芝生を張り直させていただきました。また、勾配をみるとどうしても低くならざるを得ない縁側の階段側には、一番下に一列敷石を据えてぬかるまないように配慮(表面排水は横の排水桝へ)。

なお、施工から3年ほど経過しましたが、芝生の状態も良好です。

とはいえ、芝生は日常の継続的なメンテナンスが鍵。

今後も引き続き、Tさまに気にかけていただくことが大切かと思っております。よろしくお願いいたします。

(京都市左京区)