2026 A Happy New Year

新年あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。

2025年も庭花・吉野ひろきにとってチャレンジの続いた素晴らしい一年でした。

7月には人生2回目となる渡英をし、ドライストーンウォーリングの資格試験に挑戦。合わせてたくさんのガーデンや遺跡などを視察・勉強させて頂いた充実の遠征をしました。

作庭案件としましては、コドモの園幼稚園さん(東京都世田谷区)、復活幼稚園さん(京都市北区)、マクリン幼稚園さん(京都市左京区)など数多くの幼稚園さんの園庭改修工事に携わらせて頂きました。年末には、我が子も卒業した地元の岩倉南小学校(京都市左京区)にて児童(小学6年生)とともに宿根草ガーデンを作らせて頂いたことも感慨深いです。

本年はいよいよ2027横浜国際園芸博への準備が始まります。素晴らしい仲間たちとともに、素晴らしい景色を世界中へ届けることができる願ってもないチャンスです。今からとてもワクワクしています!現在最終のプランを詰めているところでして、こちらも着々と進めながらの一年となりそうです。

そうそう、年末に鼠径ヘルニア手術で入院するなどのアクシデントもありました。今年はそういったことからもまずは健康第一で望みたいと思います。また、人生半世紀を過ぎたので、アスリートとしての限られた時間を大切に、ひとつひとつ丁寧に過ごしていきたいと思います。人生なんてあっという間。いつ終わるかもわかりません。まずは自分の足元から、できることを確実に…

今年も、緑や生き物に囲まれた素敵な空間を増やしていけたら幸いです。

皆さま、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。皆さまにとっても素晴らしい一年になりますよう。

2026年元旦 庭花 niwahana landscapes kyoto

代表: ガーデナー/ガーデンデザイナー 吉野ひろき

野坐ペレニアルガーデン(叶匠寿庵寿長生の郷)

<叶匠寿庵寿長生の郷 / 滋賀県大津市 2023>

2017年にオープンしたベーカリー&カフェ野坐の奥庭に、新たにつくった宿根草とグラスのガーデン。粘土基盤の土をどうすべきかが課題であり、その後もあれこれ改良を重ねながら、現在に至っています。

叶匠寿庵寿長生の郷は日本の里山を軸とした風景が広がっていますが、ここはベーカリー&カフェ野坐の「お庭」という位置づけなので、日本の宿根草だけではなくヨーロッパのものも植えて華やかにお出迎えしています。田舎のおばあちゃんちの庭のようなイメージです。四季を通じて様々な花が咲き、いろんな虫もたくさん訪れています。2024年には幸せの青い蜂「ブルービー」(ルリモンハナバチ)も見ることができました。

宿根草やグラスを使ったお庭の楽しさや美しさが伝わればうれしいです。

こどものその、ひみつのもり(コドモの園幼稚園)

<東京都世田谷区 / コドモの園幼稚園 2025>

マクリン幼稚園さんの「まくりんのもり」を視察して決めてくださった東京都世田谷区の幼稚園。園庭を森や草原に変身させちゃいましたよ。

もともとは園庭周囲の塀沿いや園舎沿いに木と遊具がならぶ、ごくごく普通の園庭形態のある幼稚園。都心にある幼稚園なので、マンション住まいの園児さんも多いとのこと。昨今の夏はとても厳しくて、夏場はなかなか園庭で遊べないことがお悩み。木陰で心地よく遊ぶことができたら…というのがきっかけでした。

園庭の中央に大きな築山をつくり、大きなコナラやクヌギ、ジューンベリーなどの木を植え、石や枕木などでアップダウンのある小径をつくって…

山頂にはまんまるのレンガの台をこしらえ、自由にあそぶオープンスペースとしました。また、園舎近くの水場の横にはアンティークレンガを積んだおままごと台を。どの場所も大人が遊び方を決めつけずに、子供たちが色んなアイデアで色んな遊びを発明してくれたらうれしいなと思います。

また、植栽は樹木ばかりにせず、宿根草やグラスをふんだんに用いた草原のエリアも。こうすることでチョウチョやトンボ、バッタ、カマキリなど、いろんな虫たちが次々とやってきます。もちろんハチだっていっぱいやってきます。でも、自然界には害虫なんかひとつもいなくて、すべての生き物がみんな意味を持って命をもって生きているんだ、自然ですばらしいなぁ、ということを頭の片隅で感じてくださったら嬉しいと思っております。

大きな心で温かく受け入れてくださるコドモの園幼稚園の先生方には心より感謝しています。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

チェロが奏でる木立の庭(第二期)

<京都市西京区 K様邸 / 2024>

2022年にリビング前をリガーデンさせて頂いたお宅から、和室前も改修してひとつの庭として繋げてほしいとの嬉しいご依頼です。和室前は、棗型の水鉢があるつくばいが印象的な空間。このつくばいの棗は動かさず、役石をすべて崩して配し、背後に石積みを横断させて石積みの中から水が流れるようにリノベーションさせて頂きました。

2回にわたって手がけさせて頂いたガーデンは、周囲を広々とした芝生に囲まれておりますが、部屋の中から見ると森の中にいるような錯覚になるという、ひとつで2度楽しめるガーデンです。樹高6mあまりの木もありますが、ご近所に落ち葉が舞いこむなどの心配はなく、また、木々のあいだからの抜け感も風通しもよく、夏は木陰、冬はこもれびと、とても快適なフォレストガーデン。周囲の芝生は、ご主人様自らが手塩をかけてメンテナンスされており、いつお伺いしてもプロ顔負けの美しい仕上がりとなっています。もともと芝生の中にあった3石の景石の配置が大変心地よく(過去に据えられた庭師さんのセンスの良さを感じます)、その石とのつながりも意識しながらお庭をつくらせて頂きました。和庭ではありながら、どこかモダンな雰囲気を奏でるガーデンになったかと思います(*^-^*)

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あふれくる箱庭

<京都市左京区 F様邸 / 2024>

玄関横にあるピンコロ石で囲まれた四角い花壇のような謎のスペース。そこをどうしたらよいか、とのご相談がはじまり。花壇にしては奥行きがあり、自分で植栽するにはもてあます広さ。ということで、起伏を付け、大小の樹木や草花を植え、石だたみやベンチをつくり、花壇ではなく庭として造り上げさせて頂きました。

折角なので、ビフォーから見ていただこうかと思います。

これが最初の状況。これは庭というより砂場か花壇ですよね。

小さなお子さんが2人おられるご家庭でしたので、子供たちも楽しめるような雰囲気を大切にしました。

この「箱庭」、このスペースに収まりきらないほどのものを創造しよう!と思い立ち、テーマは「あふれくる箱庭」に。

重機を使用し、深さ1mほど掘り返しました。周囲を舗装されていたりコンクリートなどで固められているところは土中に空気や水が通りにくいため、土が押し固められて粘土化していることが多いのです。固くなっているところをよくほぐし、バーク堆肥やパーライト、竹炭、もみがらなどを混ぜ込んで土壌改良をしていきます。まさに土に息吹を吹き込む作業!

ピンコロの枠にとらわれるとスケールが収まりがちになるので、一部をはつって石だたみをはみ出させました。

文字通り「枠」にとらわれない発想で、空間を形作っていきます。

樹木植栽後、その間を縫うようなルートで石だたみをつくっていきます。モルタルは一切使わず、厚めのものをハンマーで打ち込み組み合わせていきます。景石もいくつか置いて景色に変化を。

花植えや石だたみの目地入れなどは、お子様たちにもお手伝いしていただきましたよ♪

目地には竹炭と砂を充填しました。カチカチに固まり過ぎないよう、そして草木の根が(バクテリア等とともに)よく伸びるように。

こうして一緒に手がけた思い出は、大きくなっても覚えてくれてたらうれしいものですね(*^-^*)

楽しいお庭づくりをさせて頂き、ありがとうございました。

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まくりんのもり(マクリン幼稚園)

<京都市左京区下鴨 学校法人マクリン幼稚園 / 2023>

2023年秋にリニューアルさせて頂いた「まくりんのもり」。京都市左京区にあるマクリン幼稚園さんの園庭です。

園庭の一角に元からあった築山の芝生がはげて土がむき出しの状態だったのを何とかできないか、とのご相談からご提案させて頂いた案件。このたびの改修工事で、築山全体を石や緑で覆うことで土の流出を防ぐとともに、築山内に園路をいくつもつくることで、あそび場の要素も含めた空間へと変身させました。

土が流れないようにするには、土木的観点からいえば擁壁やブロックなどの土留めがシンプルで効果的とは言えますが、土中の空気や水の動きのことを考えれば、自然素材のもの、究極的には植物の根で留めるのが健全。要は表層を水が滑り流れないような土の構造にしてあげることが一番大切です。また、大きな木を複数植えることで木陰ができ、夏場の子どもたちへの日除けにもなります。足もとにはいろんな種類の草花を植え、見た目の楽しさや子供たちの身近な自然への興味関心を促し、自然教育的な面も期待しました。たくさんの木々や草花を植えたことで、ちょうちょやバッタ、カマキリ、トンボ、アリ、蜘蛛など、やってくる昆虫の種類が格段に増え、子供たちは虫探しを楽しんでいるとのことです。ジューンベリー、ガマズミ、コナラ、シラキなど実のなる木も増えましたので、今まで見たことのない野鳥が訪れるようになったとも聞いております。

大きな石を使っているので、本当の山のように険しく危ないところもありますが、そういった外遊びの中で、危険予知を含めた自然体験を重ねていってもらえれば、将来に役立つのではないかと思います。先生方の安全管理や監視も大変ではありますが、それを含めた幼稚園さんの日々の勇気と愛情、思いやりによって維持されているとも言えます。本当に心より感謝です。どうか末永く見守っていければと思っております。

ただでさえ子どもの数が少なくなっているわが国、そして自然とのふれあいの機会が格段に減ってきている現代において、このように自然豊かでサステナブルな園庭のある幼稚園や保育園がふえていくことを心より願っております。

ご興味・ご関心のある園の経営者の方々、よろしければご相談ください。もちろん遠方でも構いません。

どうぞよろしくお願いいたします。

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野鳥があつまる庭

<宇治市I様邸 / 2023>

小高い丘の上の住宅地の一角にあるお宅。野鳥が好きなお客さまは、食べるものの少ない冬の間、お庭にヒマワリの種や雑穀、ミカンなどを置いてあげています。それもあって、いつも小鳥たちのさえずりが響く賑やかなガーデンに。I様がお持ちだった様々なガーデンオーナメントやアイテムを配置すると、「借りぐらしのアリエッティ」の世界観のようなお庭になりました。古民家の梁や柱を使ったお洒落なたたずまいの家屋がまた素敵で、お庭の格をひとつもふたつも上げてくれているように思います。

宇治川河床の石砂の混じる水はけのよい土が、植物たちの成長をより促してくれているようには感じますが、西向き斜面の丘の上にあるという立地から、夏場の西日の直射が半端ありません。昨年の猛暑は、植えたての植物たちにかなりダメージがありました(>_<)

それでもなんとか頑張ってくれた木々。2年目の今年が勝負ともいえるかもしれません。

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風の森の庭

<奈良市E様邸 / 2023>

近くに公園緑地の広がる住宅地の一角。風の良く抜けるお宅に雑木と宿根草のお庭をつくらせて頂きました。

緑のトンネルを抜けると、リビングから繋がる桧製のウッドデッキが。

木立の中に作らせて頂いた石のベンチに腰掛けて、こもれびを感じながら過ごす。

なんて贅沢な時間でしょう。

木々が強い日差しを遮り、林床では季節ごとにいろんな宿根草が咲く様子も見逃せません。

もともと粘土質で水はけが悪く、多雨期になると表層がじくじくして異臭もしていましたが、重機で開墾掘削し、縦横に通気浸透水脈を張り巡らせ、土壌環境を改善させることができました。昨年の梅雨以降も異臭がすることはなかったようです。今後の植物たちの前向きな変化が楽しみなお庭でもあります。

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ウチとソトを紡ぐバッファーガーデン(庭花事務所前庭)

<京都市左京区 / 2023> UNISONミライクル2023 デザインアワード・ゴールド賞受賞

数年前に整備した弊社の裏庭「実験的ガーデン」は、狭い物置&駐輪スペースを通っていかねばならなく、一般の方にはなかなかお見せできないので、この度サンプルガーデンにすべく前庭を全面改修いたしました!(笑)

「玄関開けたらすぐに森!」のイメージでデザインしました。限られた空間でも、雑木や宿根草で織りなすダイナミックかつ繊細な植物たちの競演の風景を表現したかったのです。

ポイントその1:玄関ドア前に石のベンチ

家を出る前に靴ひもを結んだり、犬の散歩帰りに毛づくろいしたり、鉢植えを飾ったり、洗った靴を乾かしたり…。もちろん用途は色々ですが、ウチからソトへ、ソトからウチへ。気持ちを切り替える空間として、大事な役目を果たしてくれています。

ポイントその2:石積みと石だたみとインターロッキング

玄関正面の道路沿いには、ひとつひとつ選びすぐった四角い川石を丁寧に積み上げ門塀をつくりました。玄関の軽い目隠しとしてはもちろんのこと、その背後の木々の根元への直射(西日)よけとしても機能してくれています。また、エントランスのインド斑岩の石だたみや駐車スペースのインターロッキング舗装(UNISONアッピア)ともマテリアルのリズム感を合わせ、全体の景色の統一感を図りました。

ポイントその3:森のような配植で建物を西日から守る

コナラやアオダモといった高木を随所に配植し、夏場の強い西日から建物の温度上昇を防ぎます。また、玄関前にこもれびのスペースができることで、飼い犬の寛ぎの場所に。下枝の少ない高木を使うことで下部にスペースができ、低木や宿根草をふんだんに植え、高中低と階層のある森のような植生を表現することができます。また、玄関に向かって築山状の地形にすることで、動きと立体感のある空間になりました。土の中まで水や空気がよく通るような配慮も施しております。

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もしご興味ある方は、事前にご連絡くだされば見学可能です!

お気軽にご連絡ください。

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#ナチュラルガーデン、#土中環境改善、#庭づくり、#石だたみ、#ワンちゃんのいるお庭、

#gardenrenovation #japanesemodern #woodfense

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オープンガーデン 2nd seasons のお知らせ

京都下鴨「循環と再生の庭」オープンガーデンを開催します!
  2nd seasons “秋色トランジション”

前回のオープンガーデンから一年半。

より深みが増したおとぎの森のようなナチュラルガーデンを、心ゆくまでお楽しみください。

2023/11/3(金)・4(土) 9:00-17:00
京都市左京区下鴨。来園無料。
個人邸庭園のため完全予約制です。
(ご予約された方にのみ後日場所をお伝えします)

◆予約方法
 info@niwahana-kyoto.com 宛のメールか
庭花のinstagramアカウント @niwa87saku39
のDMまで。
1.来園希望日時(Live観覧希望者は、どの回をご希望かお知らせください)
2.来園予定者のお名前と人数(大人・子供)、
3.お住まい(地域だけでも可)、
4.ご連絡先(メールor携帯電話)、
5.来園の理由(おしえてくださると嬉しいです)
6.その他ご質問あればご記入の上ご応募ください!

Liveは見ずにガーデン見学のみも大歓迎。その旨お伝えくだされば、隙間時間にご案内させて頂きます。

◆スペシャル企画
11/3金 elegant day
duo cantabile × 庭花 Live
①10:30~ ②13:00~ ③15:00~
中尾祥子〈ヴァイオリン〉城内聖子〈クラシックギター〉デュオによるコンサート。

このお庭への想いや物語、ガーデナーとしての心得などを合間に話しながら進めます。このお庭のために用意された美しいハーモニーを聴きながら、庭花の世界観をお楽しみください。

11/4土 ambient day
大前チズル(ピアニスト) × 臼井鳳九(書道家) × 庭花 Live
①11:00~ ②14:00~
アンビエントな即興ピアノ演奏に合わせながら、書道家とガーデナーが表現する「循環と再生」。未だかつてない組み合わせが織りなすガーデン・グルーヴをお楽しみください。

一人でも多くの方が、自然て素晴らしいな、お庭っていいな、そう感じて楽しんでくだされば幸いです。

ご連絡お待ちしております(*^-^*)
どうぞよろしくお願いいたします。

庭花 niwahana landscapes kyoto
ガーデナー 吉野ひろき

山と繋がる庭

<京都市左京区 O様邸 / 2022>

裏に山が迫る立地条件のO様邸。樹高25mを超えるコナラやヒノキなどの大木や大きな岩体が借景となるところにお庭をつくらせて頂きました。これだけ素晴らしい借景に恵まれているのですから、それを取り込むような空間にすべく、ナチュラルな雰囲気を大切にさせて頂きました。

お庭の中央は、家族でお食事やお茶を嗜んだり、子供やワンちゃんが遊べるよう、石張りデッキに。その周囲に落葉樹を植えて、夏は木陰で冬はこもれびを感じられる穏やかなスペースとしました。

お隣との境界には、間隔広めのウッドフェンスを設置。適度な目隠しをしながらも、風通しや採光は確保できるように配慮しました。玄関からお庭へのアプローチは、真砂土をベースとした三和土風の園路で、緑とも相性の良いナチュラルなカラーリングに。また、石張りデッキの奥には、山へと誘うラフな石だたみを敷いて。

なお、もともと農地だったこの地。コンクリート三面張りの用水路と隣接していることもあり、土中の空気や水分が若干滞り気味でしたので、縦穴を複数個所開け、通気浸透水脈をしっかりと造作させて頂きました。竹炭や燻炭もいつも以上に多めに使用し、微生物の活性化を促しましたよ。

秋の紅葉の美しい頃に完成したお庭。赤や黄色に色づいた木々が完成を喜んでいるかのように見えました。

O様、素晴らしい機会をくださり、本当にありがとうございました!

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#オリジナル立水栓、#三和土風園路、

#gardenrenovation #japanesemodern #woodfense

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石積みのある小庭

2022年の歳の瀬。お風呂の窓から眺める、小さなお庭が完成しました。

石積みと板塀を背景とした和庭。

穏やかでしっとりとした空気感が心静かにさせてくれます。

もともとは竹や雑草の生えた荒れ気味の放置庭でした。

まずはこれらの竹を抜根するところから始まりました。

更地にすると、むき出しになったブロック塀とあみあみのフェンスが気になりますので、石積みとウッドフェンスで隠すことに。

ウッドフェンスの柱は耐久性を考慮してアルミ製に。

そしてその柱の根元を隠すように、滋賀県産の安曇川石を積んでいきます。

川石は角がまるいので、合端を合わせるのが意外と難しいんです。コヤスケなどの石道具を使って形を整えれば合わせやすいのですが、そうすると川石の柔らかい表情が消えてしまいます。見えるところはなるべくそのままが良いと私は思っています。

モルタルの使用は最小限にし、裏込めとして砂利や土で突き固めながら、一石一石丁寧に積んでいきました。

また、景色としての石同士の流れや一体感も大切ですので、なるべく横方向になるように配慮して積み上げていきました。

天端のラインをまっすぐにそろえるところが、石積みの一番の技術かもしれません。

石積みができたら、お次は灯篭や手水鉢、景石などの据付。全体のバランスを考えながら、配置をしていきます。

そしてウッドフェンス。材料は今回も、地元京都産の桧材。桧はお風呂などにも使われているように、もともと水に強い木材ですので、表面に防腐剤入り塗料を塗布(両面2回塗り仕上げ)しておけば、耐久性はさらに抜群に。

徐々に背景が隠れ、雰囲気が出てきましたよ。

ハード面が完成したら、最後は植栽で一気に仕上げていきます。

緑が入ると、景色がぐっと変わりますね!

苔も入り、ついにお庭は完成です。

汚水桝の蓋隠しに、お施主様の駐車場の後ろに眠っていた赤い壺を…。意外とオシャレなアクセントかも(笑)

お風呂から眺めるお庭ですので、ライトアップは不可欠。

濡れた石積みや手水鉢が上質な雰囲気を醸しています。

素敵なお庭がまたひとつ完成しました。

M様、ありがとうございました。長風呂でのぼせないようにお気を付けくださいね。

<2022/12/30 石積みのある庭>

山と繋がる庭。

2022年も余すところ10日ほどとなりました。

先月完成したナチュラルガーデンを紹介いたします。

植栽したのはちょうど紅葉の美しい季節でした。

敷地の裏が山になっているため、景色の連続性と自然観を大切に造らせて頂きました。

テーマは「山と繋がる庭」。

お客さまは転居から5年、ご自分で芝生を張ったりして使ってはいたのですが、このたび更なる魅力的な空間に、と切望しご依頼してくださいました。

まずは重機で土づくりから。

もともと農地だったため土質は悪くはなかったのですが、コンクリート用水路によって水や空気の通りが遮断されており、若干水はけも悪く粘土化が進行していたので、重機でしっかり攪拌し空気をたくさん含ませました。

お庭の中央は、家族が集える石張りデッキ。

柔らかな凹凸のあるナチュラルテイストな敷石が、とてもいい雰囲気ですね。

周囲から少し高さを上げ、立体感・浮遊感を出してみました。

高木を植栽していきます。

コナラ、アオダモ、アズキナシ、ヤマボウシなどの落葉広葉樹を主体とした雑木林のような空間をイメージ。

植栽する穴には藁をくぐらせ、底にはパーライト(焼成黒曜石)とともに竹炭・燻炭などを混ぜ込み、空気や水の通りを潤滑にするとともに、微生物の活性化を促すような環境を創出しています。

また、植栽した樹木の近辺には、縦穴を掘り、竹筒を炭や枝葉などとともに差し込み、通気通水の浸透を促します。

こうした措置をほどこすことで、酸欠気味だった土壌も徐々に生き返り、良好な土質へと変化していくのです。

植えるときに根鉢の周囲だけを土壌改良しても、その効果は一時的なもの。結局庭全体を空気や水がよく流れなければ、植物は健全に育ちません。こうした通気浸透水脈を庭全体に張り巡らせることで、庭の土全体がよくなり、そこに育つ植物たちも生き生きとするのです。土中環境の改善は、庭をつくるうえで一番大切なことと言っても過言ではありません。

玄関前から庭へのエントランスは、真砂土をベースとした三和土風園路としました。

また、お隣との軽い目隠しとして、隙間の広いウッドフェンスを制作設置。

3センチの隙間は風も光もよく通し、お隣さんとの圧迫感・遮蔽感もさほどありません。

玄関前から移設した立水栓は、モルタルを塗りアンティークな雰囲気に変身です!

プラスチック製のまんまよりも、お庭の風景に溶け込み、とてもいい雰囲気ですよね(^^)

こうして細かなところもこだわらせて頂き、約一か月の工期を経て、お庭は完成!!

土留めを兼ねたアーチ状の石積みが、お庭の景色のアクセントとなり、

裏の山とも景色が繋がる素敵なアプローチとなりました。

白い石だたみは、奥へと続く山道の入口をイメージして。

しばらくは外に出るのも寒い季節が続きますが、来年またあたたかくなったら、

元気なワンちゃんと一緒に、楽しいガーデンライフをお過ごしくださいね。

素晴らしい機会をくださったO様、本当にありがとうございました(*^-^*)

<2022/12/23 山と繋がる庭。>

チェロが奏でる木立の庭(第一期)

<京都市西京区 K様邸 / 2022>

美しい芝生がまぶしいこのお庭。K様自ら定期的に丁寧なメンテナンスをされています。

その一角、ちょうどリビング前を、雑木の庭にリノベーションさせて頂きました。

もともと灯篭やつくばいはあったのですが、和室側に向けてのあつらえでしたので、リビングから眺めるとどうしてもその背後が景色となってしまっていたのでした。

このたび、リビング正面から芝生へ向かって石だたみを配し、その両側にコナラやアオダモ、シラキなどの大小の雑木を重ねて植えることで、こもれびとその陰影を感じられるような空間にしました。

既存の飛び石を再利用してアクセント使いし、その周囲に細かな和良石を敷きつめた石だたみ。白い和良石(花崗岩)がグリーンに映え、お庭の良いアクセントになっていますね。雑木の足元には、ホスタやヒューケラ、イカリソウ、アマドコロといった宿根草が季節を追うように彩りを添えてくれます。

一方、冬の落葉期は樹上も足もとも若干寂しくはなりますが、明るい日差しをリビングに届けてくれる雑木の庭。音楽家であるK様ご夫婦には、四季を感じながら日々の心の音楽を奏でてくださることを願っています(^_^)

作庭中も、いつも穏やかで美しいチェロの音色をお聞かせくださり、豊かな心で向き合うことができました。

ありがとうございました!

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「循環と再生の庭」オープンガーデン

かなり遅れ気味の投稿ですが…💦

5月に開催させて頂いた京都市左京区下鴨でのオープンガーデンのご報告。記憶がフェイドアウトしないうちに、記録させて頂きますね。5/21土22日29日の3日間開催し、なんとのべ170名を超える方々がご来園くださりました!

私がこれまで手掛けてきたお庭の中で、不特定多数の方がお越しくださる空間としては、カフェや着物やさん、宿泊施設などはありましたが、個人邸のお庭を、事前に広く告知してのオープンガーデンとして公開するというスタイルは私にとって初めてのこと。当初は、告知したはいいものの、果たして来てくださる方がいるのだろうか、という不安がかなりあったのですが…。ありがたいことに、たくさんの方が申し込んでくださいました(^^)

「循環と再生」をキーワードにしたこのお庭。庭づくりにおける環境負荷への軽減をどれだけできるか挑戦したところもあります。古材や廃棄物を再利用するという物質循環への配慮はもちろんのこと、雨水は人工的に排水せずにすべて土の中に還元させるような仕組みをつくったほか、ウッドフェンスやパーゴラベンチなどで使用した木材はすべて地元京都産を使うといった、地産地消にも配慮しました。(詳しくは“作庭集”のページを参照)

ご近所の方をはじめ、インスタやホームページをみて応募してくださった方もおられ、遠くは愛知、三重、兵庫などからもお越しくださいました。

造園関係者は注目することろが違います(笑)

土中環境の改善方法などについてもご説明させて頂きました。

お着物でお越しくださった方も。

5/21の初日と5/29の最終日に開催したライアーコンサートも大盛況。

森のような空間で、優しい風と柔らかな音色に包まれて、素敵な時間を過ごして頂きました。

物置小屋の中には、ご近所の作家さんによる一坪個展も。このお庭を見て感銘を受け一気に描き上げたという絵は、京都現代水墨展で特別賞を受賞されたとのこと。私まで光栄に思いました!

無我夢中でご来園の皆様にご対応させて頂き、気が付けば、あっという間に3日間が終わっていました。

たくさんの想いが詰まった「循環と再生の庭」。

お施主様であるO様の温かなご厚意から、私自身が好きなことを思う存分やらせて頂いた面もあり、私の世界観や今後の方向性を示唆できる代表作になったことはいうまでもありません。。。

内容の良し悪しや好みは別として、オープンガーデンによって多くの人の目に晒されることは、ガーデナーとして背筋の伸びる刺激的な体験であり、庭づくりに向き合う姿勢が大きく変わりました。

このお庭の物語は、まだ始まったばかりです。これから季節・年月を重ねるたびに、より一層深みを増していくことでしょう。景色がさらに醸成されたころ、再びここでオープンガーデンをできればなーとも思っております。

このような企画を快諾してくださったO様をはじめ、この日のためにお時間をつくってお越しくださったご来園の皆さま方、ライアーを演奏してくださったJさま、庭づくりを手伝ってくださった仲間たちには、本当に感謝です。

ありがとうございました!!

そして、これからも庭花 niwahana landscapes kyoto をどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

<2022/9/17 「循環と再生の庭」オープンガーデン>

トイプーちゃんのテラスガーデン

<京都市北区 T様邸 / 2022>

広めのテラスガーデンを、2匹のトイプードルさんのために可愛くリノベーションさせて頂きました。

シンプルなタイル敷きだった床には、300㎜角のアンティークな砂岩プレートを敷きつめ味わい深い雰囲気に。

また、ベランダ周囲は、ランダムな幅と高さの板でアンティーク調のウッドフェンスを制作。一枚一枚板の摩耗具合を再現するとともに、ペインティングで汚しをかけ、時間の経過を表現しました。

既存のアルミ柱は、モルタル造形でアンティークな柱に模様替え。庭の景色のアクセントに、古材の耐火レンガでベンチや花台を。そして、ジューンベリーやリキュウバイ、アオダモなどの軽やかな高木のあいだには、様々な宿根草やハーブなどで足元を彩りました。

アンティークホワイトのウッドフェンスに、花木のグリーンが鮮やかに映える、おしゃれ可愛いお庭。トイプードルってアンティークな景色が似合うなぁと改めて思いましたよ!造りながらもとってもワクワク(⋈◍>◡<◍)。✧♡

このような素敵な機会を、どうもありがとうございました(^^)

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